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2019/09/20
九州大学海洋システム工学専攻の学生2名がインターンシップにやってきました。
船舶を専門として大学で研究を行っている学生を受け入れるのは当社としては初めての試みであり、
どういった内容でインターンシップを進めていくのか話し合いを重ねました。
その結果、インターンシップのための課題ではなく、実際の現場での課題に取り組んでもらいたいという想いのもと、現場の作業分析を行ってもらいました。
作業分析とは、各作業員がどんな作業をしているのかを一定時間ごとに記録し、主作業、付随作業、無付加価値行為を行っている割合を算出し、作業能率を分析するものです。
自動車産業のような先進産業と比べると、造船業は作業能率がまだまだ低く改善の余地が大いにあります。
9月に入ったとはいえ現場はまだまだ暑く大変だったかとは思いますが、頑張ってデータを集め、
その分析結果をインターンシップ報告会にて発表してくれました。
彼らの発表を聞き、改めて現在の課題、そして改善の余地に気づかされました。
2人が頑張って集めてくれたデータと分析結果は再度社内で見直しを行い、作業効率の改善に役立てていきたいと思います。
ありがとうございました。
2人とも大きな志のある学生です。
彼ら2人が近い将来夢を叶え、世界を舞台に活躍してくれることを願っています。